2013年9月1日日曜日

膀胱子宮内膜症④ 転院


子どもはいてもいなくてもよい、というのが
結婚当初からの夫婦の考えでしたが、
私はチャンスがあるなら子どもを産むのもよいかなと
思っていました。
チャンスがあるなら、というのは
高度な不妊治療をせず授かるなら、というくらいの意味です。

身体的、経済的、社会的に困難でないなら
子どもを持つのはある種の義務、と思う自分もいました。
つまり、心身共に健康で、ふつうに暮らせるお金があり、
結婚しているのなら、ってことですね。
あ、でも私個人の考えで人に押しつけるつもりはないのです。
母性にとぼしい自分へのいいわけみたいなものかもしれません。


さて、まずは自己流タイミング法ということで
ピル服用をやめ基礎体温計測…はメンドクサイので、
排卵日検査薬なるものでタイミングをはかっていました。

が、基礎体温が面倒とか言っているところからして
いい加減な感じだったので当然うまくゆかず、
半年後に意を決して基礎体温計測も始めました。

予想通り面倒だしむずかしいしで
判断がちゃんとできるようになるまで3ヶ月ほどかかりました。
といってもそこそこ二層にわかれているかな、
というくらいでしたが。

そんなこんなしているうちに
排尿痛がピル服用前よりも激しくなり、
生理のたびにイライラ悲しくなるように…。
ぐずぐずしていたら肉体的にも精神的にもよろしからずと思い、
不妊検査&手術を見据えた転院を決意。

Yクリニックの女医さんに紹介状を、とお願いしたら、
「病院はご自分でさがしてください、そこに書きますから」と。
手術というより妊娠希望を強調したからかもしれませんが、
(手術ならこの病院でもできるので
そこを強調するのは気が引けたのもあります)
要するに、不妊治療の病院は合う合わないもあるし、
通いやすさも大事だから自分で納得したところに通うのがよい、
ということのようでした。なるほど。

で、ネットでいろいろ調べた結果、
腹腔鏡手術の名医がいる」
泌尿器科がある」
不妊治療をおこなっている」
の条件を満たすN病院の先生に決定。

しかし…予約の電話をしたら診察はなんと2ヶ月待ち。
Yクリニックも相当予約がとりづらいと思っていましたが
こちらは紹介状があってこれなので
さらなる覚悟が必要と思ったのでした。


つづく