2013年10月16日水曜日

出産のこと② 分娩まで



ブドウ糖と促進剤の点滴
この針が地味にずっと痛かったです



















出産当日は朝5時半に起きて、6時にLDR室へ。

ところでLDR室ってご存じでしたか?
移動せずに陣痛(Labor)、分娩(Delovery)、回復(Recovery)が
できるお部屋ということなんですねー。
私は出産時に理解しておらず、
というかいまネットで調べてわかったという笑

ずっと、出産は陣痛室→分娩室、という流れだと思っていたので
私も夫もLDRというのは陣痛室のことだと思っていました!
それにしては立派な設備であれ?てな感じではあったんですが。

6時にLDR室に入って、そこからが長かった。いよいよ生まれそう、というときになって
助産師さんの様子から、ああこのままこの部屋で
分娩になるんだなーということがわかったのですが
いちおう「ここで生むんですか?」と聞くと「そうですよ」とのこと。
管つきで移動ってどうやるんだろうと思っていたので
なんかいろいろがものすごくラクでありがたすぎました。


さて、いきなり分娩のはなしになってしまいましたが
携帯に時系列で当日のメモが残っているので
ほぼそのままコピペしてみいと思います。


5時25分起床
トイレをすませ、体を拭き、歯磨き

6時にLDRルームへ。抗生剤と促進剤飲んでモニター。
ハードボイルドワンダーランド読みながら横になる。
ときどきお腹が張って腰がいたい。

7時で7分間隔の陣痛、本、集中して読めず
促進剤をもう1錠飲み、5分間隔にしたいとのこと

8時、陣痛逆に遠のいちゃったかんじ?うとうとしたり、本読んだり

8時過ぎ、トイレに行ってから点滴

9時、医師の内診

9時10分頃、麻酔医が麻酔をしてから麻酔の管入れる。
まるまった横向き。以降は仰向けの指示
モニターと血圧計つける
一度点滴増やす。耐えられる痛み。本読む

10時13分、麻酔注入。8cc? 背中に冷たい液体流れる感覚

10時半、陣痛の痛みあり、太腿から下の感覚なくなった。
とくに左足右の腰が痛い
麻酔追加。しばらくして痛みなくなる
何度か内診。陣痛の感じはほとんどなし

13時ころ、6センチ
お尻のあたりがぴょこぴょこいう感じ。なんだろう?

14時45分、お尻のあたりが痛い。耐えられるレベルだけど

15時過ぎ麻酔追加しもらうも痛みとれない
座り方が悪かった模様、だいぶよくなる
陣痛はおしりでわかる


15時からはメモするのがめんどくさくなって記録なしです汗
生まれたのは18時過ぎだったのですが
いざ分娩、とうときまでいたって平穏でした。
さすがに本は読まなかったけれど。

LDR室での12時間あまりは、おおむね退屈で、
村上春樹の『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を
持ち込んで読んでいました。
世界の終わりってタイトル、この場合どうなんだろ…と思いつつ。

あとは携帯OKだったのでスマホでネットしたり。
おなかが空いたなあと夫にこぼしていました。
無痛分娩は前日22時から禁飲食で、基本的に水もNG。
それまで水と飴で咳をやりすごしてきたので
(2週間くらい引きずっていた咳です)
ときどきそれが止まらず苦しくなったりもしてました。

17時くらいに先生がやってきて
「時間の問題だねー」と言い残して去ってゆき
18時くらいにばたばたと分娩の準備がはじまりました。


つづく