2013年10月4日金曜日

出産のこと① バルーンは痛かった!


病院の部屋からは中庭が見えます
どの部屋からも見えるらしい


















9月某日、都内の病院で計画無痛分娩による出産をしました。
胎児の推定体重は2600ちょっとと小さかったのですが
子宮口がだいぶやわらかくなって開いていたらしく
38週4日と、予定より10日ほど早い出産になりました。

忘れないうちに(というかもう忘れかけてるけど)
時間を見つけてぽつぽつ出産のことを書き留めておきたいと思います。


さて、計画分娩なので前日に入院します。
入院日といっても予兆のよの字もなく体はまったく元気なのですが
なんといっても入院だし、荷物もあるし、ということで
タクシーで病院へ。

14時半に病院に着き、まず宣告されたのは、
この日は大部屋しか空いていない、ということでした。
個室で夫も同宿するはずだったのですが
大部屋は家族の宿泊ができないのでかなーりショック…
まあ病院なので部屋繰りが予定通りにいかないのは
ある意味当然、やむを得ないことで
説明してくれた助産師さんも平身低頭だったので
気を取り直すことにしました。
差額ベッド代が2万5千円とけっこう高いので
前日フンパツしたすきやき代が浮いたということで!

ちなみにこの産院、4人部屋がひとつ、2人部屋がふたつで
あとはみんな個室でした。
大部屋(4人部屋)と個室、両方に泊まった経験からいうと、
この産院で生むなら個室以外はキツイと思います。
個室が快適すぎるというのもありますが
大部屋、かなり息苦しかったです。

助産師さんの内診と浣腸を終え、
部屋に案内されてからは20時の診察まではとくにやることもなく。
4つに区切られたスペースの、
窓のあるところだったのでまだよかったのですが、
ベッドと机のみのせまい空間にぽつんとひとり。
ほかにふたり入院していたようですが
分娩のための入院ではなさそうでした。

持ってきた文庫本を1冊読み終え、
18時に夕食を食べ、19時半ころに夫到着。
面会は22時までなのでそれまでいてもらうことにしました。

この日の処置は、あとはバルーンの挿入のみ。
バルーンについてはネットでいろいろ見ており
挿入時に痛みがあるが、入れてしまえば気にならないとあったので
とくに心配していなかったのですが…
ハイ、私には耐えられませんでした。

21時くらいにバルーンを入れたときは
ちょっとした違和感くらいだったのが
やがて強烈な生理痛(のようなもの)にかわり、
10分間隔くらいで痛みが押し寄せてはなくなる、という状態に。
陣痛に近い感じだったと思うのですが
大部屋なのでうめき声も出せないという。
夫も帰ってしまい、痛みを訴える相手もおらず
ひたすらひとりで痛みに耐えていたのですが
このまま本格的な陣痛になるんじゃないかという恐怖もあって
0時をまわったころに、這うように部屋を出てナースステーションに。
痛くてとても眠るどこではないと訴えたら
バルーンを抜いてくれることになりました。

バルーンがぬけたあとも痛みは断続的におとずれました。
で、結局寝付けたのは3時ころから。
朝6時からLDR室にこもることになっていたので
こんな睡眠不足で大丈夫なのか!?と思いましたが、
まあ結果から言うとぜんぜん問題なしでした。


つづく